株式会社Splink

株式会社Splinkは2017年4月に設立された、「テクノロジーで、ブレインヘルスケアの礎を創る。」をミッションに掲げるブレインヘルスケアカンパニーです。超高齢社会における認知症をはじめとする脳関連疾患の課題解決を目指し、AI（人工知能）技術を駆使した革新的なソフトウェア・ソリューションの開発および提供を主力事業としています。同社の代表的なプロダクトである「Brain Life Imaging（ブレインライフイメージング）」は、脳のMRI画像データをAIが詳細に解析し、記憶に関わる重要部位である海馬や海馬傍回などの脳萎縮度を定量的に測定・可視化することで、医師による認知症（特にアルツハイマー型認知症など）の早期発見・診断を支援する医療機器プログラムです（医療機器承認取得済）。また、一般消費者や企業・自治体向けには、オンラインで手軽に認知機能の状態をセルフチェックできるテスト「CQtestシーキューテスト）」を開発・提供。これにより、認知機能低下の早期把握と予防意識の向上、健康経営の推進などに貢献しています。Splinkは、これらのプロダクトの提供を通じて、医療機関、学術研究機関、製薬企業、地方自治体、一般企業など、様々なステークホルダーと連携し、誰もが当たり前に質の高いブレインヘルスケアサービスを受けられる社会インフラの構築と、「予防医療」「個別化医療」の推進を目指しています。脳科学とAI技術の融合による継続的な研究開発にも注力し、新たなソリューション創出に挑戦し続けています。

長寿化に伴って拡大する、この社会課題への挑戦は、予防・診断・治療など患者体験（Patient Journey）の各段階における課題を
トータルに解決していくことが求められます。
脳科学領域の医療AIソリューションを、生活者向けの予防プロダクトとして、
医師向けの診断支援プロダクトとして生活者・医師両面からワンストップで提供します。

生活者と医師の両方にアプローチし、認知症にならない脳を作る「予防」、
適切な診断機会を提供するための「診断支援」のトータルソリューションの提供、
この二つが重要であり、その両方へのアクセスをもつ存在がSplinkであると考えます。

AIリサーチエンジニアの主な役割は、医学的課題を解決する為に必要な画像処理技術の研究開発を主導していただくことです。特に脳画像処理の分野では機械学習の活用が有力視されており、機械学習を含む最新の画像処理の知見から最適な画像処理技術を選定し、研究フェーズ・製品化フェーズの双方で、画像処理技術の技術面での主導をしていただきたいと考えています。

【具体的には】
・臨床的課題を解決するための機械学習を用いた画像処理技術の開発
・共同研究および製品化プロジェクトにおける技術面での主導
・プロトタイプソフトウェアやプログラム医療機器への画像処理エンジンの実装、評価手法の考案および

・プログラミングスキル（Python、C++、MATLABのいずれか1つ以上）
・画像処理アルゴリズムの研究または開発経験：2年以上（企業・大学・研究機関での経験を全て含む）更に、少なくとも１つは機械学習を活用したプロジェクトの経験があること）

【歓迎】
・医用画像処理の研究・開発経験
・機械学習を活用した画像処理技術に関する研究または開発プロジェクトを主導した経験
・画像処理やコンピュータビジョンに関連する領域での修士号、博士号